委員会について

丸嶋秋の例大祭保存継承実行委員会

丸嶋秋の例大祭保存継承実行委員会は、丸嶋地区に昔より伝わる祭礼・地車囃子の歴史民俗的価値の高さを後世に継承させるとともに、丸嶋地車の管理保全を目的として、平成28年6月1日に設立されました。

なお、当委員会は、既存の「丸嶋保存会」のメンバーが中心となって設立しました。従いまして、丸嶋保存会と連携して諸活動を企画・運営しております。

 

丸嶋地車は、長年の曳行や経年劣化で傷みや歪みがかなり目立ってきており、地車の安全曳行や後世への継承等の観点から保存修理が必要かつ最善と考え、平成30年3月ごろ完了予定の大改修を計画しておりました。これと並行して、文化庁の実施する文化遺産総合活用推進事業(平成29年度)における「地域文化遺産活性化事業」に応募していたところ、採択されました。これにより、伝統文化継承基盤整備事業を実施することとなりました。


当委員会の活動について

当委員会の活動目的は既に説明しておりますが、この他に、平成29年度において下記の3つの事業を行います。

  • 後継者養成事業
  • 用具等整備事業
  • 記録作成事業

なお、本ホームページは当委員会の活動について広く理解していただくための広報媒体としての意義の他に、上記の「記録作成事業」のうち、記録映像や写真の普及版としての意義を兼ねております。


当委員会の目指す方向性について

丸嶋の保全管理を通して、丸嶋地車の安全曳行を可能にさせるほか、地車の文化的価値を保護し、江戸時代より絶えることなく継続してきた伝統文化を長く後世へ継承させること目標としております。

これと並行して後継者育成等のの諸行事を通して、祭礼文化継承のすその拡大を図るほか、世代間交流や地域住民同士の交流を促して地域活性化も目指しています。